ホーム > フレーム選び > 眼鏡選びの強い味方!メガネフィッターの存在
今の時代、安さだけを追求するなら、あらゆるものがインターネットで購入できます。眼鏡もしかりです。度数さえ分かれば、あとはカートに入れるだけ。それでは、眼鏡専門店でメガネを作るメリットは何でしょうか?ズバリそれは、眼鏡の見え方と掛け心地を追及する“プロ”の存在です。
考えても見て下さい。眼鏡は、あなたが目を開けている間、四六時中あなたの大切な目と共同作業を続けるパートナーのようなもの。ですから、デザインやファッション性の良さよりも、一緒にいても苦にならず(掛け心地が良いこと)、きちんと働いてくれる(しっかり見えること)、パーフェクトな存在であってほしいはずです。
ここが、眼鏡に精通したプロの見立てが必要とされる部分。そこで、本サイト内で紹介している眼鏡専門店での状況を解説しつつ、いかにフィッティングが重要なのかをお話ししたいと思います。
本サイトで紹介している9つの眼鏡専門店の、フィッティングを極める制度や資格についてまとめた表は以下のようになります。
眼鏡店名 | 認定制度の内容 |
---|---|
眼鏡市場 | ・店舗により認定眼鏡士が在籍 ・新卒社員を対象に検査・フィッティングの研修あり |
メガネスーパー | 「メガネフィッター認定制度」の実施 |
メガネの愛眼 | ・店長に、(社)日本眼鏡技術者協会の「認定眼鏡士」取得を義務化 ・社内検定制度「愛眼マイスター」の実施 |
パリミキ | ・系列の専門学校において認定試験を実施。また同校を卒業時に(社)日本眼鏡技術者協会「認定眼鏡士」取得が可能 |
メガネストアー | 「社内認定眼鏡技能士」の認定試験を実施 |
ビジョンメガネ | 認定制度についての記載なし |
メガネドラッグ | 認定制度についての記載なし |
JINS | 認定制度についての記載なし(スタッフの育成に力を入れているとの記載あり) |
Zoff | 眼鏡士は不在だが、店頭スタッフは社内検定合格者 |
眼鏡市場では、社員全員に義務化している資格はありませんが、新卒入社のスタッフを対象に検査やフィッティング、遠近両用について学ぶ研修を行っています。座学のほか、光学機器や調整器具を使用し、実践形式で検査やフィッティングを習得するそうです。また、店舗により(社)日本眼鏡技術者協会の「認定眼鏡士」を取得しているスタッフが在籍しています。
メガネスーパーでは、その名も「メガネフィッター認定制度」があります。もともと社員のスキルアップシステムがあるそうですが、この制度を立ち上げることでスタッフの技術力を高めているそうです。
メガネの愛眼は、店長に(社)日本眼鏡技術者協会の「認定眼鏡士」取得を義務化しているほか、社内検定制度「愛眼マイスター」を実施しているそうです。
パリミキが運営する専門学校「ワールドオプティカルカレッジ」では、卒業と同時に「眼鏡士(WOC認定)」や(社)日本眼鏡技術者協会の「認定眼鏡士」の取得が可能です。パリミキでは、同校出身のスタッフが多いので必然的に資格取得者が勤務していることになります。
メガネストアーでは、「社内認定眼鏡技能士」の認定試験を実施しているそうです。資格取得までに、全ての基本となるメガネ販売に必要な知識についての研修、メガネの調整技術およびレンズ・フレーム加工技術について理論を学んだ後、実技練習が行われるそうです。
ビジョンメガネ、メガネドラッグ、JINS、Zoffに関しては、特に認定制度は設けていないようでした。
あなたが実店舗で得られるのは、これだけの研修を重ね、実務経験を積んだプロのアドバイスです。眼鏡店に行った際には、とにかくあなたの全ての望みをプロのメガネフィッターにぶつけて下さい。そこで得られるプロの回答・仕事ぶりが、あなたを必ず満足させるはずです。