パリミキ潜入レポート！ │大人のための賢い眼鏡の選び方

オリジナル商品・取り扱いレンズ数ともに業界最大！

パリミキは、株式会社三城が全国展開するメガネ最大手チェーン。東日本では「パリミキ」の名で認知されているが、西日本での店舗名は「メガネの三城」が用いられている。フレームのオリジナルブランド、取り扱いレンズ数ともに、充実していることが最大の特徴。また、価格帯やターゲットの異なる3つのブランドショップ（オプティック　ミキパリ、オプトレーベル、ミキシムギンザ）、コスメや健康食品を販売する「夢美草」なども運営している。

	基本セット商品ではないが、レンズ代込みの商品も多数あり。		洗練されたファッションブティックのような雰囲気。
	自社開発のフレームが充実。自分だけのオリジナルデザインの注文も可能。		レンズの取り扱い数は日本トップレベル。その数、約760種類！
	ごく標準的な知識と説明だと感じた。		可も不可もなくという感じ。受け身な感じを受けた。

レンズの取扱い数がズバ抜けている！: パリミキの取り扱うレンズの数は約760種類。しかも、その中にはパリミキが自社開発したレンズまであるとか。これだけの数になった理由は、顧客一人ひとりに最適なレンズを提供したいという“想い”から。
確かに、同じ近視でも度数や乱視の入り方で異なるレンズが必要なことは想像できるし、仕事や業務内容によっても適したレンズが違うだろう。
760種のレンズを扱っているうちに、必然的にスタッフの知識レベルも高くなるのでは？

“大人”を対象としたフレームが揃う: 「オプティック　ミキパリ」、「オプトレーベル」など低価格帯の若者向けコンセプトショップを運営しているせいか、パリミキ自体はパリミキで扱うフレームは、年齢層を高めに設定したラインアップとなっている。また、パリミキでは、『ミキシムデザインシステム』というCGを使って、その人に合ったオリジナルデザインの眼鏡を提案してくれるサービスや、低価格でフレームをフルオーダーできるサービスも行っている。

眼鏡のプロを養成する専門学校を設立: パリミキで働くスタッフは、多くが眼鏡医療技術専門学校『ワールドオプティカルカレッジ』出身。同校は、1989年にパリミキの全面的なバックアップのもと創立された、メガネの専門学校だ。眼鏡に関する基礎知識から専門的な分野まで2～3年に渡って学んでいくという。卒業と同時に、スクール認定の眼鏡士の資格や（社）日本眼鏡技術者協会の認定眼鏡士SS級の取得できるため、パリミキのスタッフは店長クラスでなくても有資格者が多い。

パリミキ自由が丘店

東急東横線・大井町線「自由が丘駅」を正面口から出て、ロータリーから見える「みずほ銀行」の真向かい「蜂の家」の2軒となりにあるのがパリミキ・自由が丘店。自由が丘駅から徒歩1分の好立地。

住所：東京都目黒区自由が丘2-10-7
電話：03-3723-1571
営業時間：10:00～20:00

価格に捉われない“良い商品”を集めている印象。

通常の販売店というより、パリミキの持つ技術力、商品開発力等を伝えるアンテナショップのような趣を感じる小型店舗。実際、店頭の自社開発フレームは、日本製の技術力の高さと、海外にネットワークを持つパリミキのメガネに対する思想とを融合させた、価値のあるものに仕上がっていると感じた。レンズに関しても他の追随を許さない品揃え。価格にとらわれることなく、良い商品を求めるハイエンドユーザーへの訴求力が高いと感じた。
好立地にも関わらず寂しい店内…受け身のスタッフ

調査したのは平日の午後だったこともあり、他に客が入店してくることは無かった。駅から近く、人通りも多い場所にあるのだが、ファッションブティックのような店構えのため、メガネ店と気づかず人が来ないのか…。
限られた店舗面積と展示フレーム数から、常駐スタッフは少なくても十分だが、こちらから呼びかけるまで誰も表に出てこなかったのは残念に感じた（調査時は2名のスタッフでお店を回していた模様）。スタッフが総じておとなしく、商品を売る気をまったく感じないのが気になった。

パリミキ基本情報

	http://www.paris-miki.co.jp/
	925店舗
	WOC認定眼鏡士、（社）日本眼鏡技術者協会認定眼鏡士SS級、認定眼鏡士S級取得者が在籍
	2009年1月
	【レンズ】 SEIKO、Nikon、HOYA、アサヒオプティカル、コダック、東海光学、トランジションズ、ペンタックスなど【フレーム】 AU （エーユー）、IKI（イキ）、EDGE（エッジ）、SP EXTREMES（エスピーエクストリーム）、micro-titan（ミクロチタン）、AIROlight（エアロライト）