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メガネ王国イギリスの黒フレームにおける2大ブランドといえば「カトラーアンドグロス」と「オリバーゴールドスミス」です。どちらのブランドもクラシックメガネの老舗で、定番としてこの2ブランドは外せません。
「カトラーアンドグロス」はカトラー氏とグロス氏により1969年にロンドンで設立されました。彼らの創るクラシックなスタイルは、時代を超えても常に新鮮さを保ち、今でも世界中で愛され続けています。ウッディ・アレンやポール・ウェラーなど、世界の著名人が愛用していることでも有名です。
カトラーアンドグロスの中でも、定番フレームといわれているのが極太のテンプルが力強い「M:.0692 C:B」。ファッション関係やミュージシャン、映画人などに愛される、存在感のあるウェリントン。かけるだけでモードな印象になれる1本。
一方、「オリバーゴールドスミス」は、「カトラーアンドグロス」よりも更に歴史が古く、1926年創立です(実は、カトラー氏もこちらの出身です)。モナコ王妃グレース・ケリーやオードリー・ヘプバーン等のセレブリティや、ジョン・レノン等のミュージシャンが愛用したことでも知られています。90年代の休止期間を経て2005年に復活してからは、復刻版のフレームのみならず、オリジナルをアップデートしたデザインのものも世に送り出しています。
オリバーゴールドスミスの定番フレームは、「CONSUL-s」。映画「バットマン」シリーズで執事役を演じているマイケル・ケインも愛用していた、クラッシックで気品のある1本。
レイバンの誕生は1937年。パイロット用のサングラスを作ったのがはじまりです。あのマッカーサー元帥が来日した時に掛けていたのも、レイバンのサングラスだと言われています。
1950年代にはファッション用にデザインされたラインが多く発表され、60年代には映画「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが使用したモデルが世界的に大流行しました。その後も、マイケル・ジャクソン、マドンナなど著名なアーティストたちに愛され続けたレイバンは、現在も不動の人気を保っています。
レイバンでおすすの黒フレームは「RX5227 CARIBBEAN」。日本人の顔にも馴染む、シンプルで大きめのフレームが特徴。
POLICEは、イタリアの総合ファッション企業デ・リーゴ社から1983年に発売されたアイウェアブランドです。イメージキャラクターに、アントニオ・バンデラス、ジョージ・クルーニー、デビッド・ベッカムなどを起用したことで、一気に人気が爆発しました。ラテンの香りをさせつつ、知的な大人を演出してくれる、そんなメガネブランドです。
POLICEの黒フレーム「V-1819J-1KG」。たて幅が深めなフレーム、大きめのレンズのウェリントン。定番かつレトロな雰囲気。テンプルにはポリスのロゴプレートが。
+38A (プラスサバエ)は、日本のメガネの聖地、福井県・鯖江市で生まれたフレームブランド。
かつてのセルフレームが持っていた、重い、分厚い、掛けていると耳が痛くなってしまう、という難点を克服した柔軟性と、フワリと軽い掛け心地が特徴です。
デザインが優れているだけでなく、曲げても折れないというテクノロジーを手に入れたセルフレームは、日本の職人技が詰め込まれた逸品です。
+38Aの黒フレーム「PJ34-5:。アセテート特有の柔軟性を十分に活かすよう設計された1本。肌触りが良い綿を主体としたアセテート材を使用し、芯材にはβチタンを使用するなど、掛け心地を追求したフレームです。
斬新であること、モードであることにこだわる西海岸のアイウェアブランド・DITA(ディータ)。ストリート系のサングラスブランドだったDITAは、アメリカ・ロサンゼルスで1995年に設立されました。
ブランドコンセプトは、ずばり“BREAK THE MOLDS! (型にハマるな!)”。常に斬新なアイウェアを生み出し続けるDITAは、海外のブランドながら、その全てが日本の職人によるハンドメイドとなっています。
DITAの「Confidante-0002」。男性でも掛けこなしたいフォックス型の黒フレーム。
北欧生まれのBELLINGER(ベリンガー)は、デンマークで2003年に創立されました。創始者のクラウス&マレーネ夫妻がお互いのデザイナーとしての経験を生かして創りだした優しい曲線は、使う人の個性に溶け込んで様々な表情を見せてくれます。
そんなBELLINGERの黒フレームは、テンプル部分のグラデーションがユニセックスな雰囲気を漂わせています。男らしさと女らしさなど、相反する意図を込めるBELLINGERらしい1本。