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目と眼鏡のカンケイ:あなたの目を守る眼鏡の実力

目と眼鏡のカンケイ:あなたの目を守る眼鏡の実力(イメージ)

身近なわりに意外と知らない眼鏡の底力をご紹介!

格安な眼鏡店の登場で、とても身近なアイテムとなった眼鏡ですが、本来は視力を矯正するものです。また眼精疲労や紫外線、眩しさ等から目を守る役割も果たすツールでもあります。
ここでは、そんな眼鏡の意外に知られていない底力について紹介しています。

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まぶしさや目の病気からを守ってくれる強い味方

いま話題のPC用メガネ。浴び過ぎると眼精疲労の原因となり、角膜を傷つける可能性がある「ブルーライト」をカットしてくれるPC用メガネも、目を守るために誕生した眼鏡のひとつです。

ブルーライトを含め、光には「波長」というものがあります。波長は短い順に「紫外線」「可視光線」「赤外線」に分類することができ、ブルーライトは可視光線のなかでもいちばんエネルギーが強く、目の奥の網膜まで届きやすいのが特徴です。一説では、長時間浴び続けると網膜を焼く可能性がるといわれています。

また、紫外線も網膜や神経細胞を破壊する力を持っており、UVカット機能のあるレンズを使用することで白内障などの目の病気を予防することに繋がります。

さらに、まぶしさを感じやすい白内障の人のケアとしても使用される「遮光眼鏡」というメガネもあります。まぶしさの原因になる波長光500nm以下の光だけをカットし、その他の光の量は落とさず通すという特殊なカラーレンズを使用した眼鏡です。

手術なしで「斜視」や「眼振」を治すことができる?

眼鏡は、視力だけでなく「斜視」や「眼振」も矯正できることをご存知ですか?

「斜視」とは左右の目の向きが対象物に対して一致しない症状のことです。また、眼球が自分の意志とは関係なく、上下左右あるいは旋回するように動いてしまうことを「眼振」といいます。これらの症状の原因は、脳神経や視神経にあるといわれ、治療法として有効なのは手術です。しかし人間誰しも、自分の目に対してメスが入れられることに、大きな恐怖心を持たずには居られません。また、手術後に入院を強いられる場合もあります。

「斜視」や「眼振」を、なんとか手術をしないでを治療したいと願う人には「プリズムレンズ」があります。 プリズムレンズとは、左右の厚みが異なる三角柱の形をした光を屈折してくれるレンズ。このレンズを眼鏡に入れることで、通常レンズをまっすぐに通る光を眼球の向きに合わせて屈折させることが可能となり、眼を正面に向けたように見えるようになります。

このプリズムレンズにより、症状の緩和・治癒が可能となる場合があるそうです。プリズムレンズは、コンタクトレンズには取り入れることはできません。このように、特殊レンズの機能性で不調や病気を予防できるのは眼鏡だけの強みといえます。

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