サイズ表示は、メガネの内側に記載されています。 例えば「54□16— 145」なら「レンズの横幅(玉型)が54ミリ」、「右のレンズと左のレンズの間の距離(鼻幅)が16ミリ」、「テンプル(ツル)の長さが145ミリ」という意味になります。フレームによっては、これらの数字がバラバラの場所に記載されていることもあります。
サイズ選びに際して最も重要なポイントは、この数値であるといえます。レンズは2枚。つまり、この部分の数字が1違うと、両目合わせて2ミリの違いが現れてしまうのです。レンズの横幅サイズの微妙なズレは、メガネの掛け心地だけでなく、見え方にも大きな影響を与えますので特に慎重に見極めましょう。
日本人の平均サイズは51〜55ミリです。
左右のレンズの間の距離を鼻幅といいます。もしあなたのメガネが鼻パッドを備えたものであれば、2つのパッドを動かすことで距離の調節が可能です。しかし、メガネフレームの種類・デザインによっては鼻パッドがありません。この場合、自分にとって適切な鼻幅のメガネでなければ、メガネがずれ落ち、掛け心地が悪く感じます。
日本人の平均サイズは16〜18ミリです。
フレームの側面部品、ツルの全長を測ったものです。この部分の長さが自分にあっていないと、レンズと瞳との距離が極端に近くなったり遠くなったりするので、掛け心地と見え方の双方に悪影響を与えてしまいます。
なお、鼻パッドがある場合とない場合とでは、この数値の捉え方が違ってきます。鼻パッドがある場合にはどうしてもテンプルの長さが短いと感じてしまいがちなのです。テンプルの長さは微調整も可能ですので、メガネ店の店頭で調整をお願いしてみると良いでしょう。日本人の平均サイズは138〜145ミリです。